平成3年創業以来、行政ならびに多数のお取引先、また地元の皆様の暖かいご支援、ご協力を頂いて事業を発展させてくることが出来ました。厚く御礼申し上げます。
　この間、この業界を取り巻く社会的状況の変化は大変大きいものがありました。世界的規模での環境保護の高まり、大量生産大量消費の時代から省資源の生活スタイルへの転換、そして企業の社会的責任がより強く求められる時代となりました。
　弊社もその中にあって特に環境への取り組みに努力しております。平成14年のダイオキシン類排出規制に対応すべく多額の設備投資をして最新式のロータリー式焼却炉を導入いたしました。その結果排気臭気騒音等につきましても格段の改善が達成でき、また日常の環境チェックも常に心がけております。
　また専門家による環境調査データは広報として掲示板に表示し、外部の人にも見ていただけるようにいたしました。
　順法精神につきましては、特に社員教育の最重要事項と考えて力を入れております。
また省資源の流れの中で、なるべく焼却するものを少なくしようとの方針の下リサイクルに取り組んでおります。廃プラスチック、紙くず、繊維くずにつきましては一定の品質を満たしたものを原料に固形燃料に再生させ、化石燃料の代替燃料として製紙工場などに販売しておりますし、木屑もバイオマス燃料としてのリサイクルが完全に定着しております。
　どうしてもリサイクルできないものはサーマルリサイクルとして自社焼却炉の廃熱を利用したバイナリー発電を平成24年より開始いたしました。
　これからも弊社は山梨県の廃棄物処理業界のリーディングカンパニーとしての自覚と誇りを持って業界の見本となるような企業を目指して努力を重ねていく所存です。
　今後とも、変らぬご支援ご鞭撻を賜りたくよろしくお願い申し上げます。